1. >
  2. >
  3. 手紙を出したくなる、「古川紙工」暮らしを彩るいろわし
紙

優れた製紙技術による肌触りを実感できる

日本において「紙」という製品が伝来したのは3世紀頃、邪馬台国があった時代とされています。
当時紙は大陸から伝来してくる仏教の教えを記したものとして用いられており、以後筆とともに文化や歴史に大きな影響を与えてきました。

ペンによって記載することが一般的であった西洋文明と異なり、にじみが出やすい筆を主な筆記具として使用してきた日本においては独自の製紙技術が求められてきました。

現在も日本全国各地には「紙」を郷土製品として伝え残している地域が数多くありますが、各地では「紙すき」と言われる流し漉きを用いた製紙が行われています。

そんな美しい日本の伝統技術を用いた「紙」はそれ自体が芸術であり、またインテリアや生活雑貨になります。

「暮らしを彩るいろわし」は岐阜県美濃市で紙製品を取り扱っている「紙遊(しゆう)」と言われるお店で販売されているすぐれた和紙製品です。

製品は一通の封筒の中に何枚かの和紙が収められており、1セット518円(税込)で購入することができます。

「いろわし」は折り紙として使用できる紙と、同じ柄を用いた便箋が3柄ずつ含まれています。
付属している封筒には大きな窓がついているので、封をしたあとからも中に収めた紙の柄と風味を確認することができます。

使い方次第で暮らしが豊かに広がります

「暮らしを彩るいろわし」シリーズは多数展開しており、生活の中に自然に溶け込む「紙」となってくれます。

特に今人気が高まっているのが「思い出朱印帳」というものです。
これは全国にある神社を訪れた時に受け取れる朱印」をまとめて収納できるようにしたものです。

普通の朱印帳と異なり、内部の記載部分には書道の選手権に用いられた実績のある高級和紙を使用しており、筆で記載をされたときに理想的なにじみを見せてくれます。

書かれた墨も素早く乾いてくれるので、旅行の記念に受け取った御朱印を自分だけの記帳としてコレクションしていくことが出来ます。

もちろん朱印以外のものも保存がしやすくなっており、内部のポケットを使って拝観券や撮影した写真といったものも一緒にまとめて保管できます。
全42ページでジャバラ式となっているので、アルバム冊子とは違った雰囲気があります。

「紙遊」のシリーズとしてさらにおすすめしたいのが封筒や便箋と、ご祝儀袋です。
「いろわし」を用いたぽち袋や祝袋はデザイン性も高く、触れたときの風味が非常に滑らかです。

ここ最近では100均ショップで簡単にお祝い袋を購入できる時代です。
そこであえて高級和紙を使用した「いろわし」の袋を使用することで、本当にお祝いしたいと思う心をこめた金封をしていくことができます。

関連記事

人生のお供に、Pelikanの文房具

卓上を彩る卓上万年カレンダー

本革のシステム手帳ルガード

書くのが楽しくなるモンブランの万年筆